大学卒業時の海外旅行は長距離バスを利用

 

大学卒業の時に、その頃流行っていた卒業時の海外旅行をしてみようと決めました。卒業後は、かなり忙しい職場への就職が決まっていたので、まとまった休みが取れるのはしばらくないだろうと思い、決意しました。以前にカナダのいとこの家へお邪魔したことがあったので、今度は主にアメリカを回ろうと思いました。

学生らしく、できるだけ安上がりの旅行をしようと思いました。旅行費は、内定の出ている学生専用の格安ローンを用意してくれる旅行社を利用しました。日本で購入できる米国の長距離バスの1月乗り放題のパスが見つかったので、それを購入し、米国西海岸から出入国して、その間はバスでできるだけ広い範囲を回ることにしました。最初と最後に少しカナダのいとこの家族にも会ってきました。親しい人との再会も、とても嬉しいものでした。

訪れた主な都市は、西から順に書くと、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、シアトル、エルパソ、ダラス、ニューオーリンズ、アトランタ、ニューヨーク、ワシントンとなります。一日中、バスに乗り続けという日も多く、最後はニューヨークから西海岸まで丸2日以上、乗り続けました。

アメリカの国土は本当に広大で、アメリカは巨大な田舎なのだというのが特に印象に強く残っています。ニューヨークでミュージカルを見たり、あちこちで知り合った同じような日本人旅行者と少し同行したり、色々なことがありましたが、やはり米国の自然に強く魅かれました。

できるだけ現地の人と会話し、宿は着いたその日にガイドブック等から探して安いところに電話して決めるようにしていました。大体はぼろぼろの宿で、食べ物も行き当たりばったりで、現地の人が行く小さいレストランなどが多かったです。こちらも汚い身なりだったので、危ないことは特に感じませんでしたが、今から考えると、若い時だからできた旅行だとも思います。

この旅行も、今も忘れがたいものとなっています。あの時でなければできない、本当に良い経験となったと思っています。